今回は、ガスオーブンを使ってマグロの唐揚げを作ってみました。今まで、このやり方で鶏肉の唐揚げは何度も作ってますが、マグロで作るのは初めてです。
使用しているガスオーブンはノーリツのビルトインタイプのものです。
材料
- マグロ(今回は赤身部分の切り落としを使いました)
- 醤油
- 生姜
- 米粉
- 片栗粉
- マヨネーズ
作り方
1 マグロに塩をふり、冷蔵庫で30分くらい放置します
2 キッチンペーパーで水分を拭き取ります
3 ビニール袋にマグロを入れて、全体に染み込むくらいの量の醤油と、すりおろした生姜を入れ、よく揉み込みます。生姜の量はお好みですが、今回は少し多めで2cm角くらいの量にしました。
4 この状態で冷蔵庫で一晩、漬け込みます。当日に材料を仕入れた場合は30分くらいでも、何とかなります。
5 一晩漬け込んだら、マヨネーズを絡め、よく揉み込みます。マヨネーズの量は、全体に染み込むくらいの量が良いです。これが少ないと唐揚げっぽくならないので、少し多いくらいでも良いです。
6 米粉と片栗粉を同量を、バッドに入れます。粉は、小麦粉でも問題ありません。僕は最近は色んな料理で小麦粉をなるべく使わずに、米粉で代用するようにしています。
7 マグロに粉(米粉と片栗粉)をつけて、オーブンシートを敷いたオーブン皿に並べて、230度で最初は10分、様子を見ながら追加で3分などを繰り返し、合計で16分くらい焼きました。なお、このガスオーブンは最大250度で、本当は250度で焼きたかったんですが、今回はそら豆も一緒に焼いたため、そら豆が200度くらいがベストのようで、間をとって230度にしました。
8 10分くらいの状態で、少し粉っぽかったので、粉っぽい部分にオリーブオイルをかけて仕上げました。
感想
鶏モモ肉の唐揚げとほぼ同じ要領で作ったのですが、少しパサついていたのと、カリッと感がやや足りませんでした。それでも美味しかったですよ。
パサついてたのは、おそらく、赤身でもともと脂が少ない部位だったのと、焼き時間が長かったかもしれません。唐揚げ用の鶏モモ肉よりは厚みが薄かったので、焼き時間も少し短めの方が良かったかもしれません。今回はそら豆と一緒に焼いたために温度を下げたことも要因だったと思います。なるべく高温が良いですね。
カリッと感が足りなかった理由は、おそらく、鶏モモ肉の場合は素材から出てくる脂が粉と絡むことで油で揚げたようにカリッと仕上がるのだと思います。素材に脂が少ない場合は、オーブンでの揚げ料理には、やや不向きかもしれません。
前日から醤油と生姜に漬け込みましたが、マヨネーズを絡めたのは、当日の調理直前でした。もしかしたらマヨネーズも前日から入れていた方が、食材に油が浸透して、唐揚げ感が強く出せたかもしれません。
ガスオーブンで作る揚げ物について
オーブンで揚げ物を作ると、油を全く使用しないわけではありませんが(今回はマヨネーズを使用)、少量で済むし、片付けも楽なので、気軽に揚げ物が作れます。鍋と油で揚げ物調理をするのに比べ、心理的なハードルはかなり低くくてオススメです。僕は唐揚げや、パン粉をつけた揚げ料理(とんカツやチキンカツ)やポテトフライなど、色々な揚げ物をガスオーブンで作ってます。
ただし、本物の揚げ物っぽい仕上がりに近づけるにはコツが必要なので、これからも色々チャレンジしてマスターしたいと思います。
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